Speakers
基調講演1
小川 郁(おがわ かおる)Kaoru Ogawa
慶應義塾大学医学部 耳鼻咽喉科学教室 教授
略歴
- 1981年
- 慶應義塾大学医学部卒業
- 1983年
- 慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科助手
- 1991年
- ミシガン大学クレスギ聴覚研究所研究員
- 1995年
- 慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科専任講師
- 2002年
- 慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科教授。現在に至る
学会活動:日本耳鼻咽喉科学会副理事長(2014年~)、日本耳科学会理事長(2014年~2016年)、日本小児耳鼻咽喉科学会理事、日本気管食道科学会常任理事、日本聴覚医学会理事、日本頭蓋底外科学会理事、日本頭頸部外科学会理事、国際聴覚医学会理事、アジアオセアニア頭蓋底外科学会評議員など
基調講演2
フランク・R・リン 准教授 Frank R. Lin, M.D. Ph.D.
耳鼻咽喉科・頭頸部外科、老齢医学、精神衛生、疫学科、米国 ジョンズホプキンス大学
略歴
Frank R. Lin 先生は、ジョンズホプキンス大学の耳鼻咽喉科、老齢医学、精神科、疫学の准教授です。Lin 先生は、ジョンズホプキンス大学で耳鼻咽喉科および頭頸部外科の医学教育と研修を修了し、ジョンズホプキンス大学医学部とジョンズホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生大学院で博士号を取得しました。彼はさらに、スイスのルツェルンで、Thomas Linder 教授およびUgo Fisch 教授のもとで、フェローシップ教育を修了しました。
Lin 先生は実地臨床耳科の医療および外科的管理に専念し、彼の研究は、聴覚障害、老人学、公衆衛生の境界問題を研究することに重点を置いています。
基調講演3
エレナ・アミーバ 教授 Hélène Amieva
フランス、ボルドー大学
略歴
Hélène Amieva 先生はボルドー大学の精神分析老年学教授です。
Amieva先生は、「高齢化と慢性疾患の精神分析疫学」と呼ばれるフランス国立保健医学研究所(INSERM)の研究チームのリーダーです。国際医学雑誌に150を超える論文を発表し、専門は認識老化、痴呆およびアルツハイマー病の疫学の分野です。Amieva先生はボルドー大学の精神分析老年学の公衆衛生の責任者の1人です。2011年以降、神経心理学のフランス語圏社会の事務局長でもあります。
基調講演4
内田 育恵 (うちだ やすえ)Yasue Uchida
愛知医科大学 耳鼻咽喉科 准教授(特任)
国立長寿医療研究センター 耳鼻咽喉科 客員研究員
略歴
- 1990年3月
- 大阪医科大学医学部卒業
- 1998年5月
- 長寿科学振興財団 感覚器障害研究推進事業・研究者派遣事業による米国オレゴン州Oregon Hearing Research Center 派遣
- 1999年4月
- 名古屋大学医学部耳鼻咽喉科・文部教官助手
- 2010年10月
- 国立長寿医療研究センター耳鼻咽喉科医長
- 2011年4月
- 愛知医科大学医学部耳鼻咽喉科講師
- 2015年4月
- 愛知医科大学医学部耳鼻咽喉科特任准教授。現在に至る
基調講演5
シェリー・チャーダ 博士 Shelly Chadha
世界保健機関(WHO)
略歴
Shelly Chadha博士はインドのデリー大学で耳鼻咽喉科医の研修を受け、その後同大学で公衆衛生学の博士課程を修了しました。インド、ニューデリーのマウラナ・アザド医科大学で耳鼻咽喉科学教授をつとめた後、2011年にWHO職員となりました。地域医療における耳と聴覚のケア、聴覚ケアのための計画立案と政策作成に長い経験を有しています。
Chadha博士は、インドにおける難聴予防・抑制国家プログラム作成のための全国委員会メンバーとして尽力しました。東南アジア地域での聴覚2030(Sound Hearing 2030)イニシアチブ作成に深く関わり、CBMのアドバイザーもつとめました。また、聴覚ケアの重要性の啓蒙、聴覚ケア戦略を立案しようとしている国々への技術的支援、技術的ツールやガイダンスの作成などの、聾と難聴を予防するためのWHOの活動を監督しています。